息を吐いて10秒!長引く咳の原因を診断
10秒間息を吐くだけで、そのセキの原因を診断!
「カゼだと思っていたけど、セキが止まらない!」
「セキで夜眠れない」
「のどがイガイガ・かゆくなるとセキがでる」
こんなセキで困っていませんか?
そんなあなたのつらいセキを解決する検査が呼気中一酸化窒素の測定です!
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Q セキの診断では何が大切?
A 咳ぜんそく(あるいは、ぜんそく)によるセキかどうか?の確認が重要
セキ(咳)が長引く場合、色々な原因が考えられます。
この内、咳ぜんそく(ぜんそくを含む)が約6割と最も多い長引く咳の原因ですが、この咳ぜんそくでは、吸入ステロイド薬により、速やかに咳が改善(早い方では治療開始当日〜遅い方でも数日以内に薬の効果を実感)します(なお、アトピー咳嗽および一部の感染後咳嗽でも吸入ステロイド薬が有効です)。
一方、それ以外の原因では、以下のような治療が必要です。
そこで、咳が長引いた場合、吸入ステロイド薬の効果が期待できる「咳ぜんそく(あるいは、ぜんそく)かどうか?」をまず見極めることが重要です。
- ぜんそく
- 咳ぜんそく
- アトピー咳嗽(気道のじんま疹)
- 副鼻腔気管支症候群(蓄膿症と気管支の炎症)
- COPD(慢性閉塞性肺疾患)
- 胃食道逆流(逆流性食道炎)
- 感染後咳嗽(カゼの後遺症)
この内、咳ぜんそく(ぜんそくを含む)が約6割と最も多い長引く咳の原因ですが、この咳ぜんそくでは、吸入ステロイド薬により、速やかに咳が改善(早い方では治療開始当日〜遅い方でも数日以内に薬の効果を実感)します(なお、アトピー咳嗽および一部の感染後咳嗽でも吸入ステロイド薬が有効です)。
一方、それ以外の原因では、以下のような治療が必要です。
- 副鼻腔気管支症候群→マクロライド系抗菌薬の長期間服用
- 胃食道逆流→胃酸分泌抑制+消化管の運動改善薬
- COPD→禁煙+気管支拡張薬
- 感染後咳嗽→抗菌薬+鎮咳薬
そこで、咳が長引いた場合、吸入ステロイド薬の効果が期待できる「咳ぜんそく(あるいは、ぜんそく)かどうか?」をまず見極めることが重要です。
Q 咳ぜんそく(ぜんそく)は、なぜ咳がでるの?
A アレルギー(好酸球)による気道の炎症が咳の原因です
アレルギーを引き起こす好酸球
細胞内の赤いツブツブ(顆粒)を周囲に放出し、気道に炎症(肌荒れ)を起こします
アレルギーとは、本来有害でない物質に体が過剰に反応することです。
このアレルギーが関連した代表的な呼吸器の病気が、ぜんそくと咳ぜんそくです。
では、これらの病気では、どうしてアレルギー反応を起こしやすいのでしょうか?
気道の周りには血液が流れていますが、その血液の中には、
という3つの細胞が流れています。この内、白血球は5種類に別れていて、それぞれ役割が異なります。
その中で、好酸球と呼ばれる白血球の1種が、気道にアレルギー反応を起こす重要な原因となっています。
色々な原因で好酸球が気道に集まってくると、好酸球は、細胞の中にある物質(顆粒)を放出し、その結果気道に炎症が起きます(皮膚に例えれば、気道の表面が、肌荒れを起こしたような状態)。炎症を起こした気道は、色々な刺激(冷たい空気、ほこり、タバコの煙、におい等)に過敏に反応して、咳(せき)、痰(たん)、あるいは、気道が狭くなって生じる息苦しさを感じるようになります。
そこで、長引く咳の最も多い原因である「咳ぜんそく、あるいはぜんそく」の診断には、好酸球による気道の炎症が起きているかどうか?を診断することが重要となります。
このアレルギーが関連した代表的な呼吸器の病気が、ぜんそくと咳ぜんそくです。
では、これらの病気では、どうしてアレルギー反応を起こしやすいのでしょうか?
気道の周りには血液が流れていますが、その血液の中には、
- 赤血球(酸素を体の隅々まで運搬する)
- 血小板(出血した場所に集まって血を止める)
- 白血球
という3つの細胞が流れています。この内、白血球は5種類に別れていて、それぞれ役割が異なります。
その中で、好酸球と呼ばれる白血球の1種が、気道にアレルギー反応を起こす重要な原因となっています。
色々な原因で好酸球が気道に集まってくると、好酸球は、細胞の中にある物質(顆粒)を放出し、その結果気道に炎症が起きます(皮膚に例えれば、気道の表面が、肌荒れを起こしたような状態)。炎症を起こした気道は、色々な刺激(冷たい空気、ほこり、タバコの煙、におい等)に過敏に反応して、咳(せき)、痰(たん)、あるいは、気道が狭くなって生じる息苦しさを感じるようになります。
そこで、長引く咳の最も多い原因である「咳ぜんそく、あるいはぜんそく」の診断には、好酸球による気道の炎症が起きているかどうか?を診断することが重要となります。
Q 好酸球による気道の炎症の診断はどうするの?
A 好酸球による気道の炎症では、呼気中の一酸化窒素(NO)が増えています
長引く咳の原因が好酸球が関連した病気なのかどうか?
この点は、呼吸器科の専門医による問診・診察、レントゲン検査、呼吸機能検査を行っても正確な診断は、これまで困難でした。
そんな問題を解決する検査として登場したのが、呼気中一酸化窒素(FeNO)測定です。
気道の表面は、上皮(じょうひ)と呼ばれている細胞で被われています。この気道の上皮からは、一酸化窒素(NO)と呼ばれている化学物質が、健康な方でもある程度作られています。
一方、咳ぜんそく・ぜんそくでは、好酸球による気道の炎症のために気道の上皮から作られる一酸化窒素が増えています。
そこで、吐いた息の中に含まれる一酸化窒素(呼気中一酸化:FeNO)を測定すると、咳ぜんそく・ぜんそくでは、呼気中一酸化窒素が、健康な方に比べて高い値となります。
FeNOの測定は、長引く咳の原因の正確な診断・有効な薬の選択に必須の検査となっています。
この点は、呼吸器科の専門医による問診・診察、レントゲン検査、呼吸機能検査を行っても正確な診断は、これまで困難でした。
そんな問題を解決する検査として登場したのが、呼気中一酸化窒素(FeNO)測定です。
気道の表面は、上皮(じょうひ)と呼ばれている細胞で被われています。この気道の上皮からは、一酸化窒素(NO)と呼ばれている化学物質が、健康な方でもある程度作られています。
一方、咳ぜんそく・ぜんそくでは、好酸球による気道の炎症のために気道の上皮から作られる一酸化窒素が増えています。
そこで、吐いた息の中に含まれる一酸化窒素(呼気中一酸化:FeNO)を測定すると、咳ぜんそく・ぜんそくでは、呼気中一酸化窒素が、健康な方に比べて高い値となります。
FeNOの測定は、長引く咳の原因の正確な診断・有効な薬の選択に必須の検査となっています。
ぜんそく(気管支喘息)
- 本当に自分の病気は「喘息なの?」と不安・疑問がある
- 専門的な検査・納得できる説明を受けたことがない
- ぜんそくの薬を減らしたい(中止の可否の診断)
- 治療を受けていても発作がでる
実際の測定場面を動画でご紹介
呼気中一酸化(FeNO)は、測定時間が10秒と短時間で終了し、測定方法も簡単です。
「肺活量の検査って、昔受けたことあるけど、結構苦しかった」
「名前からして難しそう・・・私にもできるの?」
聞き慣れない検査のため、そんな不安を抱かれた方も多いかと思いますが、小さいお子さん〜ご高齢の方までどなたでも測定できます。
実際の測定の方法に関して、右の動画で是非ご確認ください。
英語バージョンですが、「あれっ簡単そう!」と納得いただけると思います。
※お急ぎの方は、「開始から2分5秒後」ぐらいからご覧ください。
「肺活量の検査って、昔受けたことあるけど、結構苦しかった」
「名前からして難しそう・・・私にもできるの?」
聞き慣れない検査のため、そんな不安を抱かれた方も多いかと思いますが、小さいお子さん〜ご高齢の方までどなたでも測定できます。
実際の測定の方法に関して、右の動画で是非ご確認ください。
英語バージョンですが、「あれっ簡単そう!」と納得いただけると思います。
※お急ぎの方は、「開始から2分5秒後」ぐらいからご覧ください。
お子さんからご高齢の方までどなたでも測定できます
呼吸器・アレルギー専門クリニックです!
クリニック開院後、10,000人以上の呼吸器(気管支喘息・せき喘息・COPDなど)ならびにアレルギー(花粉症・食物アレルギーなど)の患者さんの診療に携わった経験に基づく「専門的な医療」を提供いたします。